パリと奇術と格闘技と笑い [活字中毒症]
アマゾンウェブサービスというものが始まっていた。
しまった。使った事無い。
使ってみよう。というわけで、昨日読んだ本です。
面白い。さすがに中島らも。とっても楽しい。
蘊蓄も蘊蓄。ガダラの豚もそうだけど、ほどほど具合がたまらない。
こんなんで面白いと思うのがちょっと不思議だけど、
それはきっと京料理の味付けと同じでほどらいこなんだろうと思う。
このもっさりした具合を会得している数少ない物書きだったのだなあ。
ああ、らもさん。
二度目の春かな? [活字中毒症]
今日はとっても陽気な一日でした。
このところの寒い毎日からやっと脱出かなあ。
それでも、風邪だかなんだかごほごほぜーぜーな娘はまだまだ完治せず。
そもそもこういうのって完治するのだろうか。
長いお付き合いになりそうな気配だ。
僕の仕事は、この時期に一区切りが来る。
梅や桃が咲いて終わり、桜が咲いて始まる。
もうずっとそんな毎年なのです。
今日は仕事も一段落して、少し早めに帰宅。
すると大切な三人の姫様は仲良く並んで御就寝。
嬉しいような、可愛いような。
そんなこんなでブログ書いてたら
テレビのニュースでは大阪の子供で「自分が幸せ」だと思う割合が5割強というニュース。
ニュースと言うより特集だろうか。
なんだか先生方が集まっていろいろああでもないこうでもないと喋っている。
でもね,どうなんだろう。
こどもは社会の鏡。大人の鏡だなんて言わなかったっけ?
大人の幸せ感がないんじゃないかなあ。
テレビでは自信をなくしているのではないか?
なんて言ってる。そもそもこどもって自信を持っているのだろうか?
「役に立っているだろうか」なんてことを考えるだろうか?
こどもがね,,,
そういう点が問題なんじゃないかなあ。
なんて思う。世間のみんなはどうなんだろう。
子供の頃そんなに自信をもっていたのだろうか?
僕の幸せは、新しい遊びやおいしいおやつやご飯だったなあ。
なんだかなあ。だな。
オキーフの恋人 [活字中毒症]
http://www.kyururu.com/satie/20030702
ブラックブッシュが出て来る小説だ。
自分でちゃんと書いている。
忘れる事が予定に入っていたのだな!
偉い。でも目盛った事すら忘れてちゃ仕方ないな。
ググって自分の書いたページを開ける莫迦らしさよ。
でも、それでこそネットかも。
いやはや。
本日はカレー。つまりこれからしばらく毎日カレーという事だ。えへん。
永遠も半ばを過ぎた [活字中毒症]
SFの世界では長寿処置というのが結構頻繁に出て来る。
ハイペリオンやエンディミオンでは主たる登場人物がパウルセン処置なる施療を受けているし、
チョンクオという大長編SFシリーズでもその技術が鍵を握っている。
しかし、現在の僕らの寿命は80年だ。
人生60年、人生40年の時代に比べれば長寿も長寿。
でも、有限の時間だ。
それでも永遠と呼ぶ事が出来るのではないだろうか。
数学では、数直線に一点を加えて円というコンパクトな世界に収める。
永遠を円に閉じ込めるわけだ。
そういう意味では昨日書いた通り、僕の場合も永遠も半ばを過ぎた。
リーがいてココがいる。今日は空から白いものが降って来た。
それでも今日もシチューだ。まったく。
たまにはお休み [活字中毒症]
今年に入って携帯からも投稿できるから毎日書いてたけど、
昨日は一日お休み。少し飽きたかな?
ダヴィンチ・コードの下巻を入手。
ソネットブログはまたまた混雑しているみたいだから、
これが書き込めるかどうか。
はてさてだな。
ダ・ヴィンチ・コード [活字中毒症]
やっと話題の本のご紹介です。
「ダ・ヴィンチ・コード」です。でもまだ上巻しか読んでません。
ダン・ブラウンという人の本ですね。
さて、この本を読んで愕然としました。
出てくるわ出てくるわ!一体何が出てくるかって、それは
「ハイペリオン」や「エンディミオン」に出て来る人、物、建物、、、
気になってダン・ブラウンの前作である「天使と悪魔」の書評を見てみると、
「バチカンの枢機卿」「ローマ教皇庁護衛隊のスイス護衛兵」「 新しい教皇を選出する選挙会」
「救世主を狂信的に信奉する邪悪なバチカンの一部」、、、いやまあ、凄まじい。
「ダ・ヴィンチ・コード」には、十字架、オプス・デイ、ガンドルフォ城、、、うーん。
これはまあ、日本なら、高野山や比叡山、卍に陰陽道、立川流に法隆寺ってとこかな。
共通していて当たり前かもしれないけど、どきっとするね。
天使と悪魔では「反物質」なんていうSFチックな物がキーらしいから
やっぱり単なるエンタメ止まりなのかも。
ま,中毒者にとってはどうでもよいことだけど。
水柿所教授とハイペリオンの次はエンディミオン [活字中毒症]
久しぶりに活字中毒症患者の読書録です。
いやあ、森さんやってくれます。
あんな莫迦本買うのは一体誰でしょうか?ってだからこそ面白い。
一時期の筒井をスケールアップ?したかのような虚構(虚行?)の世界に
思わずのけぞりクスクスと笑ってしまいます。
いいなあ、あんなに奔放に書けて!なんて思いながらも
それじゃ自分も書けよってことになるんだけど、
だからこそこうして書いている訳だったりして。
で、ハイペリオン。
読み返してみると、エンディミオンへの布石一杯一杯。
ちゃんと読んでたらもっと楽しめたんだろうなエンディミオン!
ってなわけで、次はエンディミオンを読んじゃおうっと。
ブルータワー [活字中毒症]
池袋ウエストゲートパークシリーズの石田氏の新作?であります。
まだ読んでいる最中なんだけど、これがまた安易な設定のわりに面白い。
SFというよりファンタジーらしいんだけど、そこはまあ作者の勝手な思い込みと言う事で
無視しても、今気になるインフルエンザが鍵になってて勉強になる。
とはいえ、何処までが本当の話かはちゃんと各自で確認しよう。
ま、こんな感じで毎日書きためれば何かが出来るかも。
そんな気楽なページだったりする。
犬は勘定に入れません [活字中毒症]
昨日は夜中に更新しようとしたのだけれど、とても混んでいたのか具合が悪かったのか
アクセスできたり出来なかったりで、書き込めませんでした。
こういうのって、毎日書くつもりだととても困ります。
ま、しかたなしだけども。
仕方が無いと言えば、
「犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」
コニー・ウィリス (著), 大森 望(訳)
です。
活字中毒症の僕にはなんとも嬉しい楽しいお話。
SFなんだけど、歴史もの。人間もよく書けてて面白い。
こういうのを原書で読めればもっと幸せなんだろうけど、
翻訳も読みやすくて嬉しい楽しいひとときを送りました。
犬は勘定に入れないのだけれど、その代わり猫と花瓶?が出てきます。
秋の夜長にはお勧めです。
熊が火を発見する [活字中毒症]
今年の秋はあちこちで熊が出没。
面白いニュースの無い日本はこの熊に沸きに沸いている。
いや、沸いているのはメディアだけかもしれない。
犠牲者も出ている。
そんな秋の入り口にたまたま手に取って読んだのが
河出書房新社の奇想コレクション「ふたりジャネット」テリー・ピッスン+中村 融
である。前から気になっていた本だったのだ。
ジャネットが二人?テリー・ビッスン?SF?
この本は中短編集なんだけど、そのトップバッターが「熊」だったのだ。
熊が火を発見する話なのである。
某MLではここのところ、「簡単に熊を殺し過ぎではないか?」なんて話も出ている。
まあとにかく人間と言うのは身勝手で我が儘で馬鹿であるなあというのが
とても実感できる昨今である。ヨン様も迷惑だろうと思う。
ヨン様と言えば「泰平ヨン」様と言う事になるんだけど
それはまた別の話。
ふたりジャネットの別の話に、シリーズものになってるのがある。
要所要所にとんでもない数式が出てくんだけど
これって、楽しむ為にはそこそこの知識が必要なのかなあ。
違うなあ!きっと、この数式が気になって、専門書を読んだりするってのが
正しいあり方なんだろうと思う今日この頃。
二ヶ月過ぎた下の娘は、小春日和の日差しの中、
親爺モードで昼寝中。もうすぐ2歳の娘は台所荒らしの最中。
ふたりジャネットになってくれいなかなあ。(嘘)